ラジオリスナーにはおなじみの「ハガキ職人」。
よくラジオにネタが採用される常連を指します。
こちらの小説は、そんなハガキ職人の高校生タカギの青春を描いた物語です。
タカギの笑いに対する真っ直ぐな姿勢や葛藤、学生時代の悶々とした思いが描かれています。
お笑いラジオリスナーには共感できるところが多いのではないでしょうか。
スッキリとした読後感で、ラジオ好きの方も、そうでない方も楽しめる作品となっています。
個人的に小説中盤のタカギとクラスメイトの榊さんがベンチで話すシーンが好きです。
おススメです。